追分再始動

 追分会を脱会して30年、定年後に再び入会して思ったことは、なんとしても続けておけばよかったな~という後悔の念であります。いくらでも出た声はすっかりしゃがれ、息もたえだえの唄になっているのに愕然としました。なんせ3年じゃなく30年のブランクだからね~、こりゃサビ落としから始めねばならないなと覚悟を決めました。

 それから5年、喉を鍛えると同時に体力も鍛えなおそうと努めて、幸いにして2年目から3年連続して関東の予選に通過し、全国大会に出ることが出来ました。

 私は所属しているのは江差追分会のみで、日本民謡や郷土民謡等のいわゆる一般民謡の団体には入っていません。30有余年前は3年ほど一般民謡の団体に所属していましたが、それでも唄は江差追分一本でした。その頃は若くもありコンクールで良い成績をあげることが目標のようになっていて、時間で5節で止められても別に気にもしなかったですが、いまでは江差追分という唄そのものに惚れているので、途中で歌を切られるのは我慢がならなくなりました。

 自分が感動し、聴く人にも感動してもらえる、そんな追分を目指して今後も精進していきたい。